2007年03月15日

野球少年の夢

野球が大好きな少年がいた。

事故の後遺症で右足が自由に動かない彼にとって

病室のテレビで見る野球は何よりの楽しみだった。

自分もいつかフィールドに立ちたいという願いとは裏腹に

手術を受ける勇気がどうしても出ない少年。

そんなある日、病室に一人の男が訪れた。

めんどくさそうに、来訪者に視線を送る少年。

その瞬間少年は飛び上がらんばかりに驚いた。

いつもTVで見ているヒーローがそこにはいた。

その男は少年のほうへゆっくりと歩みを進め

その大きな手で少年の頭を乱暴になでた。

「ようボウズ、野球が好きなんだって?」

止まっていた時間が動き出したかのように

少年は野球のこと自分のことを夢中で話し続けた。

そして、最後に思いつめたように切り出した。

今日の試合でホームランを打ってくれたら

手術を受ける勇気が出るかもしれない!



男はにっこり笑った後,くるりと背中を向けると

軽く手を上げ病室を去っていった。



その日の夜、ついに試合が始まろうとしていた。

そしてヒーローの登場。少年のヒーローは

ピッチャーをにらみつけゆっくりとセンター方向を

指差した。やる気だ。

少年は全身の血が沸騰するような興奮を覚えた。

そして鳴り響くサイレン

ピッチャーが振りかぶり、渾身の第1球を投げ込んでくる。

少年のヒーローは力の限り腕を振り抜き、

うなりとも叫びともつかぬ大声でこう叫んだ。



「ストラィーーークッ!!!!」
posted by かんくう at 11:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天然パーマと小学生

みんなも経験あると思うけど、小学生とかって

ものすごく残酷なのな。

オトナだったら殺されても文句いえねぇみたいなこと

平気で言ってくるし。

オレ小さい時からものすごい天パで

ほっとくとアフロになるくらいすごかったんよ。

だから、友達から巨乳って呼ばれてた。
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posted by かんくう at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月16日

町娘と魔女

=前略=

舞踏会当日に押し付けられた雑用を

黙々とこなす娘の前に魔女が現れました。

その魔女は町娘の話を一通り聞き

12時までに帰ってくるという条件が守れるのなら、と

町娘に魔法をかけてあげました。

そして魔女はポツリと言いました。

「顔も見たこともない王子に憧れるとは

結局はカネ目当てか…」



娘はぐうの音も出ませんでした
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posted by かんくう at 08:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ぬくもり

 
営業で立ち寄ったとある小さな町

住人のほとんどが老人のんびりした町だ

営業といっても自他共に認めるサボリーマンだったオレは

もっぱらじぃさんばぁさん相手に暇つぶし。

小さい頃施設で育ったオレは、じじばばはおろか

親の顔すら知らないんだけど、なんか懐かしいような

癒される感じでそうしている時間が好きだった。



そんなじじばばの中で、天涯孤独なばぁさんがいたんだけど、

オレのことをホンとの息子ってか孫…かな?のように

かわいがってくれるばぁちゃんがいたんだ。

オレに「ご飯はちゃんと食べてる?」とか

「付き合いも大事だけど、飲みすぎちゃダメよ」とか。

なんかそういうのが新鮮でうれしかったんだ。

んで、いっつも帰り際に「これでコーヒーでも飲みな」って、

年金だけで細々と暮らしてんの知ってたけど、

オレが断ると逆にさびしい思いさせるかなぁと思って

サンキューつって受け取ってたんだわ。

でも、なんかどうしていいかわかんなくて未だに全く手をつけて

ないんだけどね。















さて、このストローの束どうすっかなー?
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posted by かんくう at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

双子の同級生

 
その昔双子の同級生の友達がいた。

男二人ってのもあって結構やんちゃ。

クラスが違ったので、弟の方とはあまり交流がなかったのだが

兄貴の方とはよくツルんで悪さしたモンでした。

この間帰省したとき地元の駅で偶然ヤツを見かけたんですわ。

久しぶりの地元ってのと、なつかしさでテンションが上がって

つい後ろから「ウェーイ」と謎の奇声と共に、跳び蹴りかまして

「ひさしぶりー!元気かよ〜」なんてやったんですけど、

なんか、反応がおかしい。

んで、なんでかなーと思って良く見てみると

跳び蹴りかました相手は、全然知らないおっさんだった。
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posted by かんくう at 08:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

産んでくれてありがとう

 

通勤の時は主にラジオを聴いている。

この間たまには気分を変えてみようってことで

AMに切り替えてみた。浜村淳が喋っていないなんて

関西じゃ考えられんとか思いつつ、ぐりぐりチューニング

すると、ちょうどリスナーからのはがきを紹介するコーナーをやっていた。



:{それでは次のメッセージです。}



「私は幼い頃に父を病気で亡くし、

母は女手ひとつで私を育ててくれました。

例に漏れず私も反抗期を迎え、毎日母と口論をしていたものです。

元々負けず嫌いなのか、気の強い母は私の文句に真っ向から

意見を返してきて、私がタジタジになることもしばしばでした。

ある時、私の進路のことで口論となり、カッとした私はつい

『産んでくれなんて頼んでねーよ』と言ってしまいました。

いつもなら反撃してくる母がその時は小さく『ゴメン』と言っただけで

隣の部屋に行ってしまいました。

あれから月日が流れ、私も人の親になりました。

この場を借りてあの時言えなかった言葉を送ります。

ゴメン、そして産んでくれてありがとう。

母ちゃんの息子でホントに良かったと思ってる。」





:{その想いがお母さんに届くといいですね。

ペンネーム南国産まれの浮かれチンポさん、

本当に心温まるメッセージをありRiGaガガGaGG





…ラジオのチューナー引っこ抜いて叩き割ってやった。
ラベル:短編
posted by かんくう at 08:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ちゃんと保護されました


みぞれ混じりの寒い夕暮れ

道端に捨てられた仔猫を見つけた。

まだ産まれてからそれほど経ってもいないであろう

カラダはやせ細り、何かを伝えようと鳴き声をあげるも

家族を呼び続けたためだろうか、声はかすれ

こんなに近くにいるのに、聞き取るのがやっとという有様だった。

それでも小さな体を細かに震わせ必死に生きようとする

姿を目の当たりにして、人間の身勝手さとか

色々な感情がこみ上げてきて、抑えきれずに

周りの目も気にせず大声でないてしまった。



ニ゙ャァァァーーー!!






…ものすごい勢いで猫が逃げてった。
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posted by かんくう at 08:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みんな仲良く

 
外回りの仕事で少し離れた住宅街を歩いていた時

近くの公園から少年たちの言い争う声が聞こえてきた。

どうやら、一人の少年が小遣いを脅し取られているようだ。



これはイカン、と思わず止めに入ったものの、

口をそろえて「遊んでいただけ」「知らない」の一点張り

脅し取られた当の本人も、報復が恐いのか

おどおどした口調で小さく悪ガキの言い分を肯定するのみ。

いい加減腹が立ってきて、つい大きな声で厳しく叱り付けてしまった。

すると、普段怒られることに慣れていなかったのだろう

主犯格が脅し取った300円を差し出しながら、

ごめんなさいと言ってきた。



その言葉につられるかのように全員が涙目になりながら、

口々に謝罪の言葉を述べだした。

ひとしきり話を聞いた後、諭すように言い聞かせる。

そして、本当に謝らなくてはならないのは

僕に対してじゃないだろ?とうながすと、

こらえきれなくなったのか、おお泣きしながら

少年に侘びを入れていた。



私は「もう大丈夫、お前らいい友達じゃんか」と全員の頭をなでた。

脅されていた少年の何かを訴えるような目は

涙以上に私への感謝であふれていた。

私はとびきりの笑顔を残し、その場を後にした。





今月ピンチだから臨時収入は正直助かる

帰りに漫画でも買おう♪
ラベル:短編
posted by かんくう at 08:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

仕事人の憂鬱

 
「これで…チェックメイトだ」

そう言うと男は容赦なくトドメをさした



ふぅ…ため息混じりに息を吐き出し

どす黒く汚れた手もそのままにタバコを手に取る。

一仕事終えた後の一服はまた格別である。



「しかし、随分とてこずらせてくれたものだな」

確かめるかのように腰をひねり、呟く

「さすがにこちらも無傷というわけにはいかない、か…」



タバコを吸い終わろうとした頃、遠くから男を呼ぶ声がする

「やれやれ、しょうがないやつらだ」

ぼやきながらも男はまた次の仕事場へと足を向けた…





仕事人「田植えの松」の闘いは まだ終わらない…
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posted by かんくう at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

褐色の黙示録

あれは去年の夏…

ガラにもなくデパートの服屋コーナーを

ぶらぶらしていた時ヤツはやってきた。

突然下腹部を襲う鈍痛

極端な冷房の為か、はたまた昨夜の食事が悪かったか

鈍い痛みは、脈を打つごとにその激しさを増し

狭き門へと押し寄せる。

審判の時は来た…神はお怒りになられておる!

攻撃の隙をうかがいつつ、場内案内に従い

儀式の間へと歩みを進める。もちろんスリ足で、だ。



普段なら数分とかからないであろう道のりが

今回ばかりは果てしなく遠く感じる。

平坦なはずの人工タイルのわずかなうねりが

容赦なく牙をむく。全ての神経を総動員し

一歩一歩確かめるように足を踏み出していく。

今の集中力をもってすれば

スプーンどころか東京タワーですら曲げてしまえそうだ。

周りの雑音が消え、感覚がさらに研ぎ澄まされる。

そうだ、むやみに逆らうばかりではなく、

荒れ狂う神の息吹を感じ、一体となるのだ。

そして大いなる流れに身をまかせ一気に…

ってオイオイオイ!ちょっマテ俺!!!

ココは逆らっとけ!頼むから!!

うっかりバイオテロじゃあ、シャレになんねーよ

気を取り直し、括約筋も締めなおし更に歩みを進める…



やっとの思いでたどり着いた儀式の間

長き道のりではあったが、まだ気を抜くわけにはいかない。

ちなみに女人は禁制だ

最初に目に入るのは簡易神器であるが、

今回の祭事を執り行うには少々アブノーマルである。

何より安易に社会的抹殺を選べるほど開き直れてはいない。

自殺したというヤツが生きていたら、察してやってくれ

多分そういうことなんだろう…そんなことより

簡易神器から奥に目を移すと、3つの扉があった。

外にヒトの気配はない。



足を引きずるようにして、最初の扉の前に立ち

ヘブンズドアをノックする

>コンコン





「んっゔん!」

軽く咳払いでいなされる…

しかしまだまだこれしきのことで心を折るわけには行かない。



次なる扉へ…

>コンコン

「入ってます」

ここはアマテラス大神育成所かー!!

い、いかん、意識が飛びそうだ…

いよいよ神の怒りも臨界点が近い



最後の望みをかけ、3つ目の扉をノックした

>コンコン







「…どうぞ」



うんこ漏れた

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posted by かんくう at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本当の理由

 
会社に遅刻した。

今朝、妹が倒れたのだ。

以前から調子が悪く病院通いはしていたのだが、

昨日の夜あたりから容態が急変したらしい。

オヤジもオカンも大騒ぎで救急車は来るわ、

野次馬は出るわで近所も巻き込んでの大騒動になって

起きたら昼で、家には誰もいませんでした。

って言ったところで、電話を切られた。

思ったよりも手ごわいな。
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posted by かんくう at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

頑張れとうちゃん

 
※このお話はもちろんフィクションです


最近父ちゃんが生活習慣病とかを気にして

それ関連の本を毎日のように買ってきて困る。

この間なんか、ボケ防止の本を買った翌日に同じ本買ってくるし…

もうボケてんじゃん!!なんか著者に申し訳ないよ

んで、あんまりにもひどいからイヤミで

「父ちゃん、本屋でも開く気か?」って言ったら

「お、それナイスアイデアだな!」だってさ







父ちゃん、うち本屋…
ラベル:短編
posted by かんくう at 08:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

追い詰められた男

 
こんなところにまで追っ手が…

男は思わず呟いた。

物陰に身を潜めて目を凝らすと、

捕虜にされた戦友たちの姿が目に入る。

突っ切るか…いや、あまりにも数が違いすぎる。

男は悩んだ。

今の状況なら一人戦線を離脱するのはたやすい…いや

迷いを振り切るかのように首を振り、自嘲じみた笑いを浮かべた。

大きく息を吸い込み、敵陣をにらみつける。

覚悟は決まった!行くしかねぇ!

飛び出さんとしたまさにその時、背後から回される手…

男に戦慄が走る「後ろかっ!」

男が振り向くより早く、あまりにあっけなく勝負は決した。



「ユゥくん、めーっけ!」
ラベル:短編
posted by かんくう at 08:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月19日

ゆとり教育名探偵

この事件、犯人にとって最も不幸だったのは

ここに名探偵である僕がいたことだね。

ナゾを解く鍵はおよそ3つ

万引きされたパン、左利き用のハサミ、

黒鉛の粉と現場に残されたペンダント

そして、最後のひとつは…犯行の様子がばっちり映ったビデオテープ

義彦さん、アナタはやってはならないことをしてしまった…

そう、絶対にやってはなななななぁ

警部「おーい巡査ぁーこのバカつまみ出せ」
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2007年03月29日

誰かの現実が貴方の真実である必要はない

ヘンな夢を見た
私はそう思いながらも、ふたたび
美しかった初恋の記憶に想いを馳せる






「ご案内いたしましょうか?」
突然かけられた声に驚いて振り返ると
そこには年老いた男が立っていた。

案内?そもそもここはドコだ?
私が混乱して黙っていると老人はニコリと笑って話し始めた。

「この図書館には毎日大量の本が入ってくるんですよ」
なるほど周りを見渡すと、もう既にかなりの量の本がある。
先がかすむほど広大に続く書棚の間を老人と並んで歩き始めた。

「ここの本は文字や絵だけじゃなくて、音や匂いまでついてましてね」
老人は胡散臭そうに見つめる私に一冊の本を手渡した。
おそるおそる開いてみると老人の言うとおり、
確かにその本からはどこか懐かしいにおいがした。

「最近は忙しいのか古い本はあんまり人気がないんですよ」
そういうと近くにあった一冊を手に取りいとおしそうに埃を払う

「古い本だと思って心無い落書きをされることもありますけど、
この図書館では落書き自体は禁止されてはいないんですよ。
時には心暖まるすばらしい落書きに出会うこともある。
現に私も多くの本に落書きをしましたから…」
そういうと老人はいたずらっぽく笑った。

自由過ぎる規則に軽くめまいを覚えつつ、ふと書棚に目をやると
ひときわ手垢で汚れた一冊の本が目に飛び込んできた。

「その本は私のイチバンの自信作じゃよ」
老人はまたニヤリと笑った。
蛇足
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2007年06月18日

東京ドーム〜オカンとボクとまたまたオカン

キミたちは何か大きな勘違いをしている

僕がマザコンであるはずがないだろう、失敬な

だって、昨日は一緒に寝てないぞ



なんだ、またキミたちか…何度も言うように、

ママが僕はマザコンじゃないって言ってたから違うってば



いい加減しつこいぞキミたち

絶対ママに言いつけてやるからな!

ママが呼んでるからこのへんで失礼するよ
ラベル:短編
posted by かんくう at 03:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月24日

短編 真面目すぎるシェフ

とあるレストランのオーナーシェフは悩んでいた。

料理の腕は確かなのだが、どうにも客足が鈍い。

このままではいけない…そう思ったシェフは

若者に人気というレストランに偵察に行くことにした。

昼時ということもあり、店の前には行列ができるなど

ウワサどおりの大盛況。

中でも人気だったのは、日替わりサラダ

値段の割にはボリュームもありかつヘルシーだと大人気。

「よし、コレだ!」シェフは自分の店でも

日替わりサラダをメニューに加えることにした。



しかしシェフにもプライドがある。

同じアイデアで勝負する以上

平凡なサラダを出すわけにはいかない。

その日から店を休業し、研究に研究を重ね

ついに納得がいくサラダを作り上げることに成功した。

そして、営業再開の前日、友達や従業員を招待し

試食会を行うことにした。



「この7種類のサラダは私の料理人人生の

集大成ともいえるいわば作品である。

私にとってはすべてのサラダが最高傑作なのだが、

明日は大事な営業再開の初日、

絶対に失敗するわけにはいかない。」

シェフは続けた

「そこで、みんなに初日にふさわしいサラダを

選んでいただきたい」



試食をしてみるとさすが最高傑作と言わしめるだけあって、

どれも甲乙付けがたい程の仕上がり。

長い議論の末、7種類の中から魚貝を使った

シーフードサラダが選ばれた。



翌日、店頭のメニューが書かれた黒板のトップには

デカデカと「昨日のオススメサラダ」の文字が躍っていた。
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2007年06月27日

次の教材は水晶球でした

通信販売の悪徳商法に引っかかり

30万の借金を作ってしまった。

そこで、自衛策として悪徳商法に騙されない為の

通信教育を申し込んだ。

50万円は決して安くなかったけど、後悔はしていない。

毎回追加の教材費がかかるけど、

お金を借りれる業者もサービスで紹介してくれたし

今の借金の一本化とか、本当に親身になって

話を聞いてくれる。まさに鬼に金棒だね!

さて、待ちに待った第一回。教材のツボは何に使うのかなー?
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posted by かんくう at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月28日

そっちだったら追いかけない

犬の散歩中にひったくり被害にあった。

追いかけたけど全然追いつかない。

周りに人もいないし…

財布とか携帯とか大事なものが一杯入ってたんで

こっちも必死。あきらめるわけにはいかない。

だめもとで犯人に向かって叫んでみた

「返してーー!コロのうんちーー!」



…言ってみるもんだw
ラベル:短編
posted by かんくう at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

貴重な経験者

医者:今日は良いニュースと悪いニュースがあります。

患者:じゃぁ、良いニュースから聞かせてください。

医者:あなたの手術の日が決まりました。

患者:でも、成功の確率がすごく低い…とか?

医者:いえいえ、簡単な手術で失敗はほとんど例がないですよ。

患者:そうですか、じゃあ悪いニュースって一体なんですか?

医者:その手術の執刀医が私なんですよ。あはは

患者:二度あることは

医者:三度ある

患者:…病院変えていいですか?

医者:いやいや、ホントは再検査の結果が出たんですよ

患者:じゃぁ改めて、良い方から聞かせてください

医者:はい、あなたの名前が病名になることになりました

患者:ほう、じゃぁ悪いほうってのは?

医者:聞きたいですか?

患者:…なんかもういいです
ラベル:短編
posted by かんくう at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 短編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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